現れたバイオリンの彼

30歳女性Yさんの恋の思い出
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30歳女性Yさんの恋の思い出

バイオリンの彼

22歳の夏に出会った彼。レストランでウェイターをしていた年下の大学生でした。背が高くてイケメンで、でも地方出身で話すとちょっと田舎なまり。

 

友達とそのレストランに通っているうちに、そんな彼が気になる存在になっていきました。そして、友達とちょっと遊びのノリでテーブルに置いてあったペーパーにアドレスを書いて渡したら、メールがきたのです。それからやり取りを重ねて仲良くなって、時々2人で食事に行くようになりました。

 

聞けば、彼の趣味はバイオリン。一度弾いてもらったのですが、それがとても知的に感じて強く惹かれるものがありました。音楽好きな人はゴロゴロいるけれど、さらっとバイオリンを弾ける人なんてそうはいませんよね。

 

ただ、実は当時、私には凄く好きな人がいたのです。でも、完全に私の片想い。うまくいかないことが目に見えていたのですが、好きな気持ちは抑えきれず、結局はその人の都合のいいようなお付き合いをしていました。

 

そんな時に現れたのがバイオリンの彼だったのです。

 

彼はとっても純粋で真っ直ぐで、本当は彼の方が私を幸せにしてくれる男性だったと思います。でも、まだ若かった私は、結局都合よく使われていることが分かっているのに、その片想いの男性を選んでしまったのです。

 

その後の結末は言うまでもありません。片想いの人とは結局うまく行かず、バイオリンの彼も私の元を去って行きました。ほろ苦い恋の思い出です。

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